和名:タマムシ
学名:Chrysochroa fulgidissima
大きさ:25〜40 mm
採集できる季節:7〜8 月
採集できる場所:奈良教育大学の図書館裏で採集されました。
説明:エノキ、カシ、ケヤキ、サクラなどの枯れ木に幼虫がいます。幼虫は、そうした朽ち木の材を食べて成長します。成虫は、キラキラとひかりながら、これらの木の上を飛んでいるのを見かけます。美しい虫です。国宝の玉虫厨子(たまむしのずし)などには、この虫の前翅(まえばね)がつかわれています。

本州(ほんしゅう)、四国(しこく)、九州(きゅうしゅう)、南西諸島(なんせいしょとう)でみつかります。

かたちの

とくちょう

  • 緑色あるいは金色っぽい緑色、金属(きんぞく)光沢(こうたく)がある。
  • 前胸背(ぜんきょうせ)と上翅(じょうし)の縦条(じゅうじょう:たてのすじ)は、銅紫色。
  • 腹部も
さんこうに

した本

原色昆虫大図鑑II 甲虫 北隆館

小学館の図鑑NEO昆虫 小学館

これは、図書館裏のサクラの倒木(とうぼく)からわりだされたタマムシの幼虫です。